スクラッチプログラミングをサポートするサイトやソフトなどを紹介します。
みなさんのスクラッチでの作品づくりに役立ててください。
スクラッチで使えるフリー素材集を集めたスタジオ
管理人が作成したスクラッチ用の素材集となっています。
効果音・イラスト素材などがあります。
ここの素材は,報告・表示なく自由に利用することができます。
<pixabay>(ピクサベイ)
パブリックドメイン(著作権がないor著作権を主張しない)の写真・イラスト・動画が大量にストックされているサイトです。
表記,断りなく自由に使う事ができます。パブリックドメインで再配布が可能なため,素材集をつくることすらできます。
一番上の段に表示される画像は,スポンサーのもので有料ですので,それより下から選んでください。
ただ,ベクター画像については,アカウント登録が必要なのと,そのままスクラッチで読み込もうとしても,うまくいかない事が多いので,管理人がスクラッチ用に調整して,上記のスクラッチ用のベクター素材集の中に入れています。
たまに気持ち悪い画像があるため,その場合,セーフサーチにチェックを入れると表示されなくなります。こちら
※2020年現在において、pixabayは、パブリックドメインやcc0ではなくpixabayライセンスを導入し、他のサイトでの素材の再配布を目的としたプロジェクトの作成ができなくなりました。それにより、管理人が作成していたフリー素材のプロジェクトは公開を中止しました。今後またライセンス等の変更があるかもしれません。
気を付ける点は,全てのサイトに共通しますが,いくら自由に使っていいといっても,例えば写真に写っている人物を卑下するような使い方はできません。
また,パブリックドメインではない,以下に紹介するフリー素材のサイトの場合は,そこに書いてある規約に従う必要があります。「クレジット表示」が必要な素材は,スクラッチで使う場合,作品の説明欄にその素材サイトの「クレジット表示」をしなければいけません。作品をリミックスした時も,その作品に使われているクレジット表示がある場合は,継続して表示する必要があります。また,その素材の再配布を目的とした,素材集のようなスクラッチの作品は作ることができません。
自由に使っていいよといってくれているサイトが,不利益になるような使い方をしてはいけないということです。
マナーやルールを守って,気持ちよく利用しましょう。
〇スクラッチの著作権について知りたい人は こちら(スクラッチwikiの著作権ガイドのページ)
〇ネット上の配布や共有についての著作権について知りたい人はこちら(クリエイティブコモンズのライセンスについて)
高品質のオリジナル効果音素材が数多く、しかも使いやすく整理されているサイトです。
スクラッチでの利用について規約に明記して許可してくれています。詳しい利用規約はこちら
<OtoLogic>
BGM・効果音のフリー素材のあるサイトです。
「OtoLogic」のクレジットを表示すれば無料で自由に使用できます。※以前は「Music is VFR」の名称でした。
BGMなどのフリーの音楽素材のあるサイトです。
スクラッチ内での使用が認められています。
著作権表記なども含めた、詳しい利用規約はこちら
スクラッチでの使用ができるサイト・ソフトの紹介
現時点(2018年1月18日現在)で,上記のクリエイティブコモンズライセンスを明記していないものの,スクラッチでの使用が可能だと考えられたり,許可してくれたりしているサイトやソフトについて紹介します。
ただ,スクラッチの仕様変更や,サイトの規約変更等によって,使用が難しくなる可能性もあります。
変更が分かった場合は,こちらに載せますが,更新年月日が古い場合は,ご自身でそのサイトを確認してください。
<sfxr>
sfxr』というのはスウェーデン人のトーマス・ペッターソンさんがミニゲーム作り仲間のために作ったミニ効果音作成ソフト。クリックだけで、簡単に効果音を作成できます。生成した効果音は、商用も含め、ライセンスフリーで、自由に利用可能。そのため、効果音のゲームへの導入は、著者名の記載無しで、無料で利用できます。また、効果音自体の販売も自由。
このソフトで作成された効果音素材集を上記のスクラッチ素材集のスタジオで参照できるようにしています。
sfxrの日本語説明は次のサイトを参照してください。http://taira-komori.jpn.org/sfxrtop.html
「sfxr」の本体のダウンロードはこちら。
入って、下のsfxr.zip (50 kB) というファイルを落として解凍します。 フォルダの中にsfxr.exeというファイルがあるのでそれをクリックすれば,インストールは不要で、そのまま使えます。
BGM・効果音のフリー素材がある定番サイトです。自作でゲームを作っている人に多く利用されています。
「魔王魂」のクレジット表示をすれば無料で自由に使用できます。
<DSP Anime・DSP Retro>(有料ソフト)
効果音を簡単に作成できるソフト。
スクラッチでの使用については,サイトに以下のように明記されています。
【ビジュアルプログラミング言語”Scratch(スクラッチ)”での効果音の使用について】
DSPシリーズで作った効果音は、Scratch作品内で使用し、公開していただくことが可能です。
DSPシリーズで作成した効果音が含まれる作品には,作品説明欄に使用ツールの表記をお願いいたします。例:「効果音作成ツール: DSPAnime」
スクラッチサイト内で,DSPシリーズを持っているユーザーに効果音作成を依頼し、効果音データを受け取ることは、ご遠慮ください。
<コミPo!>(有料ソフト)
3Dキャラクターを配置することで,簡単にマンガ制作ができるソフト
使った場合は,以下のような表示を作品説明欄に表記します。
この作品ではイラスト制作ツール
「コミPo!」https://www.comipo.com/を使用しています。
制作されたイラストは,Scratchサイト内での利用を認められていますが, Scratchサイト外へコピーしてのイラストの使用はできません。
※ When you remix the following contents, be sure to inherit the description. Illustration production tool in this work
I use "Comipo!" Https://www.comipo.com/. Illustrations produced are allowed to be used within scratch sites,You can not use illustration by copying it outside the scratch site.
管理人が「コミPo!」と「DSPAnime・DSPRetro」を使って作成したサンプル作品がこちら。
画像をクリックするとスクラッチの作品にとびます。
勇者がモンスターと戦う簡単な作品です。
これらのソフトをお持ちの方は,作品欄の表記方法を参考にしてください。「コミPo!」のユーザーサポートの方からは,
スクラッチの利用については,同様の利用方法であれば,他のコミPo!ユーザーであっても,改めて使用の可否について問い合わせは必要はなく,使用してよいとのことです。
管理人が「コミPo!」と「DSPAnime・DSPRetro」を使って本気で作成した
作品がこちら。
画像をクリックするとスクラッチの作品にとびます。
必殺シュートをとめるのを楽しむPKゲームです。
二人対戦も可能です。
<スクラッチの作品をゲームパッドで楽しむ方法>
スクラッチで作った作品をゲームパットで遊べたらいいと思いませんか。
実はUSB接続のゲームパットを使って,作品をプレイする方法があります。
この方法だと,二つゲームパットを用意すれば,対戦ゲームも楽しめます。
必要なものは2つです。
①USB対応のゲームパッド(1000円くらいからあります。)
②キーボード操作をゲームパットに割り当てるソフト
①はUSB接続できるゲームパッドならなんでも構いません。
②こちらが重要です。
「JoyToKey」というシェアウェアを使います。
シェアウェアというのは,無料で試せるソフトのことです。気に入ってずっと使いたい場合は,料金を支払っててライセンス購入します。無料体験版は機能制限があるのが普通ですが,このソフトは,大変親切で機能制限がありません。使っていて気に入ったら購入してくださいという,素晴らしい心意気のソフトです。値段も720円(税込み)なので安いです。スクラッチで使えるかどうかを誰でも気軽に試すことができます。管理人は,このソフトの使い心地と心意気にうたれて購入し,愛用しています。