香川県の教育関係者です。
中学から大学までゲームプログラマーを目指して,プログラミングに熱中した経験があります。
2020年度に小学校で必修化される「プログラミング教育」について学ぶ中で,かつてプログラミングに熱中した時代を思い出し,スクラッチでプログラミングを再開しました。
<管理人のひとりごと>
私は,中学から大学にかけて約10年間ほど,BASICプログラミングに熱中して取り組んでいたことがあります。その時は,自分で考えたゲームを作りたい一心で,目的を達成するためにどのような命令を組み合わせてプログラムを組めばよいか,独学で試行錯誤しながらやっていました。BASICの文法書をめくりながら,使えそうな命令をピックアップし,プログラムしていまきす。実行してうまくいかなかった時は,どこにあやまりがあるかを順番にさぐっていき,修正していきます。なかなかうまくいきませんが,自分の考えたプログラムが思い通りに動いた時の喜びは忘れられません。
当時はパソコン通信も大変お金のかかる時代でしたから,雑誌のフリーソフトウェアコレクションに収録してもらうことで,他の人に作品を見てもらうことしかできませんでした。ですから,作品を見た人の反応が返ってくることはまずありません。
しかし,スクラッチは,自分のやってみたいことを直感的にプログラミングできるだけでなく,多くの人と作品を通じて,交流することができます。この点がスクラッチの素晴らしい点で,お互いに学びあい,刺激をうけることができます。プログラミングを通して,このような交流ができる時代が来るとは夢にも思っていませんでした。ぜひ,自分のプログラムしたものが動く喜び,そして作品を通して,交流する楽しさを多くの人に味わってほしいと願っています。
プログラミング教育の興味のある方は,姉妹サイト「プログラミング教育の道しるべ」をご覧ください。
「計算ドスコイ!横綱君」https://scratch.mit.edu/projects/524305407/fullscreen/
四則計算の基本の習熟を図れる計算ゲームです。計算のタイムリミットがその子の反応に合わせて、自動的に調整されるため、計算がゆっくりな子も楽しみながら習熟を図れます。
間違った問題は、土俵際に追い詰めた時にも再度出題される率が高くなり、連続正解を続けないと倒せないため、自分の計算の弱点を修正しない限り勝つことはできません。
計算の実力判定もついているため、どれくらい自分の計算力がついたかもわかるようになっています。
私の作成した学習ゲーム「単位換算シューティング」がNHKのプログラミングサイト,わいわいプログラミングの2017年の12月の注目作品に選ばれました。(NHKのわいわいプログラミングのサイトはこちら)
プレイするには,左の画像をクリックしてください。
(フルスクリーン版はこちら,https://scratch.mit.edu/projects/168107691/#fullscreen)
プログラミングを再開した私が,20年前にBASICで未完に終わった作品を発展改良して完成させたのが
対戦型シューティングゲーム「チャージショット」です。
作品はこちらからプレイできます。
左がその紹介動画です。
上記の対戦型シューティングを一人用にカスタマイズして作成したのが「チャージショット・ストーリー」です。
こらちは、NHKのわいわいプログラミングのサイトの2019年の12月の注目作品に選ばれました。
作品はこちらからプレイできます。
左がダイジェスト動画です。